新型コロナが進化し、BA1からBA2そして新たな変異株も発見される中、政府が新しい対策を打ち出しましたね（2022年4月７日記）
以前の『GoTo』の次は、『イベントワクワク割』です。この対象者は、３回目のコロナワクチン接種済みの人に限るということです。

その理由として、「政府は４月から経済対策✕コロナ対策の両立を目指して、ワクチンを原則３回接種した人を対象にイベントの入場割引などの検討をしている」と、発表したからです。

この記事では、①都民割『もっとTokyo』の詳細その１　➁都民割『もっとTokyo』の詳細その２最新情報　③GoToイベントはどうなったか　④イベントワクワク割とは　⑤地域ブロック割とは　という内容で分かりやすくまとめました。最後までお読み頂けると幸いです。

※追記１：2022年6月10日（金）
本日正午より『都民割』が期間限定でスタート！しました。緊急のため、このあとに追記します。

※追記２：2022年6月13日（月）
都民割の予約が10日にスタートして、大変なことになっています。『都民割の詳細その２』でご報告します。

追記３：2022年10月22日（土）最新記事をアップしています。
『全国旅行支援の使い方の条件とは？県民割との違い最新情報まとめ』➡https://koufukuno87.com/zenkokushienwari/
ぜひお読みくださいね。

都民割『もっとTokyo』の詳細その１

東京都の『都民割』が発表されました！ただし期間限定です。
今日、2022年6月10日（金）正午から予約受付の再開がスタート！

《販売再開》

★名称～東京都民割『もっとTokyo』
★期間～2022年6月10日（金）正午～2022年7月31日（日）の期間限定
★対象～東京都民が東京都内を旅行する

★助成額～①宿泊の場合：一泊6000円以上➡一人5000円
　　　　　➁日帰りの場合：一回3000円以上➡一人2500円
　※ただし18歳以下は、この金額に1000円上乗せ
　※宿泊の上限は、一回で一人5泊までです
　※利用回数については、制限はなしです

★東京都民割『もっとTokyo』の利用条件～①コロナワクチンが3回接種済の人　➁PCR検査などで陰性確認が取れる人

都民割『もっとTokyo』の詳細その２最新情報

東京都民割『もっとTokyo』の予約が出来なくて、大変なことになっています。2022年6月10日（金）正午に予約スタートしてから、情報を知っている人は即予約！

あとから予約日時を知った人は、予約できない状況に・・。宿泊では2年前は、40万泊限定だったのですが、今年は25万泊。

都内のはとバスの２コース（クルーズほか）の予約は、もう完売だそうです。都民割はまるでプラチナチケット並みですね。

では、希望の予約が出来なかった人はここで諦めなくてはいけないのでしょうか？いいえ、まだ方法があるかもしれません。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんはフジテレビの情報番組でこのように言われています。

①販売準備中の旅行代理店（JTB・一休・じゃらん）がまだある～これから発売される　➁一度、完売したホテルが再販することもある　③ホテルが小出しにしている可能性もある

＊ちなみに、人気のホテル「ヒルトン東京お台場」では、6月13日（月）発売～エグゼクティブルームが2人で10000円引き（朝夕食付）

このため、私たちが出来ることは、①人気のホテルが出てくる可能性があるので、まだあきらめない　➁各予約サイト小マメにチェックする

今回の『都民割もっとTokyo』は、予約スタートが平日の正午ということもあり仕事上すぐに予約できないという人が当然でてしまいますね。

又、１人5泊までという制限があっても、回数制限がないため1人が何回も予約してしまう可能性もあります。

『都民割もっとTokyo』について、東京都知事の小池百合子さんは、テレビでこのように会見されていました。
①「コロナの感染状況など、これからの推移を見ながら考える」

➁「都内観光の社会経済活動の促進」　③「ワクチン接種の促進」　④「➁と③の両面で、状況を見極めながら今後の追加を考える」

東京都知事の会見で、個人的な希望としては期間の延長や宿泊数が増えると良い～と思っていますがどうなるでしょうか？

※お断り：2022年6月10日（金）正午に『都民割』の予約受付が急遽スタートしたため、以下の本文を記載の時と内容が違いますことをお断りいたします。

GoToイベントはどうなったか？

昨年までのGoToイベントは、姿を消し新たに政府が２つの対策を発表しました。最初にお伝えしますと、GoToの代わりに内容と名称が変わりました。

・GoToイベント⇒イベントワクワク割
・GoToトラベル⇒地域ブロック割（県民割の拡大）

安倍晋三総理の時代の『GoTo』から、岸田文雄総理の『ワクワク割』。ワクチンのワクから付けた名称かもしれないですね。

今のところ、何の対策も発表されていない東京都。小池百合子都知事は、４月１日の記者会見でこう話されていました。「都民割は、国のGoToトラベルとあわせて進めるという方向で検討している。

続いて「感染症のリバウンドに警戒し、またその状況を見極めながら、先ほどのブロック割もそうですけど、専門家の意見を聞きながら、慎重に判断して行きたい」
ほかの都道府県より遅れをとっていますね。

イベントワクワク割とは？

「新型コロナウイルス感染症拡大により甚大な影響を受けたイベント業界における需要喚起を目的に、各種イベントのチケット等に対して最大２割相当分の割引支援を行います。

【一人あたり割引内容】
・イベントの入場やオンラインイベントの視聴券の２割相当分
・イベントに関連するグッズ等の特典付きチケットの２割相当分

※ただし、１枚のチケットあたり2,000円を上限とする」
（経済産業省のホームページより引用）

とても分かりやすい内容ですね。
『イベントワクワク割』の対象は、新型コロナで大きなダメージを受けたコンサートや、スポーツ観戦などを想定して検討されたもの。

また、『イベントワクワク割』の条件は、３回目のワクチン接種を受けているひと。
これで若い世代への接種の促進と、経済活動の両立を目指す狙いがあると思われます。

イベントワクワク割の対象ジャンル

テーマパークや遊園地・スポーツ観戦・コンサート・伝統芸能・演劇・美術館・博物館・動物園・水族館・舞踏・参加型のスポーツイベント・展示会・ファッションショー映画館など

（イベントワクワク割：ホームページより）

＊チケット代金が２０％引き　上限は2000円
＊値引き条件・・３回のワクチン接種証明または、検査による陰性証明が必要

《補足》
・『イベントワクワク割』の対象は、日本国内のみ開催される場合のみ
・期間中、1回のみ適用される（年間パスワードは対象外）
・映画館の場合は、ほかに割引がついていても対象になります（映画の日・シニア・夫婦割など）

イベントワクワク割の解説

この『イベントワクワク割』について、政治ジャーナリストの田崎史郎氏がフジテレビの朝の情報番組でこう話していました。
「去年１２月の段階で準備できていたが、コロナの第６波の影響で延期になっていた。政府としては、５月にも開始したい模様」

さらに「このイベントワクワク割」の政府の狙いは、若者の３回目接種の促進と、GoToイートの早期復活も検討したいのではないか」と語っていました。

また、政府の要請としては「５人以上の会食」について、東京・大阪は陰性証明が必要⇒ワクチン３回接種でOKとするように、としています。

次は何観る？どこへ行く？イベントワクワク割
　わくわり　　ワクチン接種の促進＋経済対策

地域ブロック割とは？

春の行楽シーズンを迎え、心もやわらかい日差しに誘われるようにお出かけ気分になりますね。
この『地域ブロック割』とは、全国を６ブロックに分け『県民割』を拡大したもの。
＊利用条件は、ワクチン3回接種済みか、検査による陰性証明
＊『地域ブロック割』を使用すると、一人あたり2000円の地域クーポン利用で、レストランでの食事やルームサービスも楽しめるそうです

＊『神奈川旅割』の利用条件は、ワクチン接種か陰性証明が必要　（横浜市内のあるホテルでは、『神奈川旅割』の予約で満室だとか）

＊『神奈川旅割』の対象は、あくまでも神奈川県民のほか千葉・埼玉・群馬・茨城・山梨の５県のみ
＊地域ブロック内は、県境をまたぐ旅行でも最大7000円引き
＊なぜ、東京は除外のままなのか？地域格差に不公平！という声も上がっています。

地域ブロックはお得？

埼玉県の場合～最大1万円がお得になります。
『旅して！埼玉割』
旅行代金（50％引きで最大5000円）＋クーポン券（2000円分）＋「とくとく埼玉」観光応援キャンペーンのクーポン券3000円分（埼玉県独自のお得なクーポン）

『地域ブロック割』の対象になりますが、利用条件は、ワクチン3回接種か陰性証明が必要です。
＊それぞれの道県により利用方法や条件が違うので、詳細は事前に調べないと分からないですね。

６ブロックとは？

北海道と東北・関東・北陸信越と中部・近畿・中国と四国・九州と沖縄　といっても、この『地域ブロック割』を適用する自治体は、18都道府県のみ。東京は除外されます。

ちなみに18道県は、＊北海道と東北～北海道・秋田・岩手・山形・宮城・福島
＊関東～群馬・茨城・山梨・埼玉・神奈川・千葉
＊九州～長崎・佐賀・熊本・大分・鹿児島・宮崎

ワクワク割の対象は？地域ブロック割・ 東京都民割についてのまとめ

今回、4月当初から政府は「新型コロナの3回目のワクチン接種を加速させるため、スポーツやコンサートなどのイベントのチケット代を割り引く」という政策を打ち出しました。そして「感染状況を見極めて開始時期を最終判断する」としています。

『イベントワクワク割』も『地域ブロック割』も開始時期は５月予定というだけで、正式には決まっていません。（2022年4月7日現在）分かり次第追記します。（※2022年6月10日（金）正午より、東京都民割の予約がスタート～追記済）

いかがでしたか？今回の記事では、
①都民割『もっとTokyo』の詳細その１　➁都民割『もっとTokyo』の詳細その２最新情報　③GoToイベントはどうなったか　④イベントワクワク割とは　⑤地域ブロック割とは　という内容で分かりやすくまとめました。

『地域ブロック単位の旅行割引』と先ほどの『イベントワクワク割』この2本立てで、ワクチン3回目接種の促進とあわせて、経済対策に結び付ける！この国の対策が果たして功を奏するのでしょうか？