第12回も何かが起きそうな予感がする~
そうそう、兄賢秀のケンカが波乱の幕開けかも?
『ちむどんどん』第3週:悩めるサーターアンダギー
ヒロインの暢子は高校3年生になり、卒業後の進路である就職をどうするか?を考える時期になりました。比嘉家の兄妹たちも成長し、それぞれの道を歩んでいます。
今日は、兄賢秀のケンカが解決したと思われたはず・・が、家族に思わぬ波紋を広げることに。。
今回の記事では、第12回のあらすじと感想そして第13回のネタバレを分かりやすくまとめました。
是非!最後までご覧いただけると幸いです。
ちむどんどん第12回あらすじ:その1
社会人か~どんな生活になるのかな~と期待に胸を膨らませている暢子。そこへ共同売店の店主で地区の役員でもある善一がやってきます。
暢子にこの就職の話はなかったことに!と伝えにきます。「ありえん!」叫ぶ暢子。
兄賢秀が岸壁でケンカした三人のうち、一人が暢子の就職が内定している製糖会社の社長の息子だったのです。
この辺りでは、女子が働くところは少なく、ましてこの製糖会社は給料もいいという評判の会社。
朝、比嘉家の庭では上半身裸の賢秀がシャドウボクシングをしながら「なんで俺が謝るわけ?」
姉の良子が小学校へ出勤するとき、兄に「仕事もしないでどうやって暮らしていくわけ?」
兄は、「今準備中!これからがっぽり稼いでみんなを楽させてやるから」あきれて出かける長女の良子。
バス停では、製糖会社へ謝りに行く暢子を見送る母。「ありえん!なんでうちが学校を休んで謝りに行くわけ?」母は、仕事で行けず暢子一人が謝りに行くことに。。そこへバスがやってきます。
♪・・・ここでテーマ曲『燦燦』が流れます。切ない響きと美しい歌詞が『ちむどんどん』の主題歌にピッタリです。
暢子の就職先になるかもしれない製糖会社は、名護にあります。バスで40分くらいで、この町では一番大きな会社。到着して事務所内をキョロキョロしている暢子に声が聞こえます。
「社長!例の妹です」社長に何をしているのか聞かれ「ちむどんどんしていました」そして「このたびは、すいませんでした」と謝る暢子に社長も「うちバカ息子だから~お兄さん反省している?」お詫びに袋に入ったサーターアンダーギー※を渡す暢子。「何で本人が謝りに来ないのか?謝りに来るように」
すると暢子は、「うちはここでどんな仕事をするのですか?自慢じゃないけど、体力あるしどんな仕事も大丈夫!」
社長が答えます「君の仕事は、雑用とお茶くみ。担当は給湯室。清潔を保ち女性的な人が好ましい。電話や掃除、時には疲れた社員の方をもんだり・・」
驚いている暢子に「えっ!不満なの?君の代わりはいくらでもいる」社員の人に「のりこさん頼むよと」言われ「のぶこです」
※サーターアンダーギー
サーターアンダーギーは、沖縄県の揚げ菓子の一種。首里方言で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味になる[1]。その名の通り砂糖を使用した生地を用いる球状の揚げドーナツである。縁起の良い菓子とされ、結婚式など祝い事でも振る舞われる[1]。
ウィキペディア(Wikipedia)より
ちむどんどん第12回あらすじ:その2
高校の誰もいない音楽室へ一人入る歌子。大きなグランドピアノを指1本でで弾いています。そこへ女子が入ってきてピアノの練習を始めます。その場で様子を見ている歌子。「音楽好きなの?何か楽器できるの?」と聞かれ「三線」と答えます。
意味ありげな笑みを浮かべ「よかった!ちゃんと喋れるさー。ずっとそこで見ているわけ?」初めて歌子が声を出したからです。突然!!音楽教師の下地先生(片桐はいり)が現れ「音楽は魂の叫び!」と叫びます。
場所は変わって、小学校の校庭。長女の良子が帰る途中、待っていた男性に声をかけられます。ハイビスカスの花束を持ち「人生に大切なのは、ラブとピース」アピールする喜納金吾、製糖工場の息子(渡辺大知)でした。
学校に来ないで!付きまとわないで!と良子。きついところがまたいいんだ!と金吾。
その夜、良子は学生時代の勉強会の仲間と約束がありました。
「乾杯!」テーブルの上にはハンバーガーやコーラが置かれています。この店は、最近できたばかりで又一緒に来よう~と同僚の石川博夫(山田裕貴)。
「手紙有難う」博夫が良子に教育に関する本を貸し、そのお礼や感想を書いて手紙にしたためたのです。
フォークダンスのポスターに盛り上がり、又一緒に行く約束をする4人。しかし、その中の女子にブラウスのつぎを指摘され悲しい表情の良子。
一方、共同売店の前のベンチでお菓子=タンナファクルー※を食べる暢子と早苗。「子どもの頃は、気楽だったよね~仕事は食べることと遊ぶことだけ。製糖会社の仕事の担当は、給湯室。やんばるでほかにいい会社はないよねー」
「早く社会人になって働きたかった!うちの青春は終わってしまうのか?」・・・第13話に続く
※タンナファクルー=沖縄の郷土菓子で明治時代に考案された。溶かした黒砂糖に小麦粉と重曹を混ぜて、丸く型を抜いた焼き菓子
ちむどんどん第12回感想
今日放送の『ちむどんどん』第12回では、暢子の兄賢秀が海岸で3人の相手とケンカをし、殴ってしまったことが発端となる話でした。
そのケンカ相手の一人が暢子の就職先になるかもしれない製糖会社の息子。
自分が悪いと思っていない兄の代わりに、一人で学校を休み謝りにいく暢子。もし父賢三がこの時にいてくれたら・・きっと「殴ってしまったことは悪いので、謝りに行きなさい」というのでは?と思いました。暢子にとってはとんだとばっちりです。
21歳になった賢秀。父の代わりに一家の大黒柱になって、母や妹たちを支える~そういう存在になっていると思っていた私は、裏切られた気がしています。
また、4兄妹の中でも人見知りでおとなしい歌子。音楽室に入るときに、周りに誰もいないことを確認してそっと入っていく姿。憧れのグランドピアノを指1本で弾いた時の感動!見ていてやるせない気持ちになりました。
ピアノの練習に入ってきた女子の優しさのない言葉や態度にも、歌子がんばれ!と心の中でエールを送っていました。
今回も出ていた沖縄と言えば、サーターアンダギー。以前観光で沖縄を訪れた時に、食べたのですが丸いボールのように丸めたドーナツのようなお菓子でした。外は揚げていて中はほくほくした感じの美味しさ。思い出しています。
ちむどんどん第13回ネタバレ
次回の第13回では、兄の賢秀のケンカで卒業後の就職に暗い影を落とすことになった暢子が悩むことになります。
ケンカ相手が就職を希望する会社の社長の息子だったからです。
謝罪を求める会社側と、自分の非を認めない兄賢秀の板挟みになる暢子の苦悩。母のため、一家のためにも働かなくてはならず悩みを抱えることに。。
一方、小学校の教師になった姉の良子は学生時代からの友人で、今は同僚の博夫に思いを寄せています。
末っ子の歌子は、こどもの頃から歌が大好き。家庭の経済状況から打ち明けられない想いを秘めていました(ヤフーニュースより)
4兄妹のそれぞれの思い・・また明日の第13回もお楽しみに♪
ちむどんどん第12回あらすじと感想、13回ネタバレまとめ
兄賢秀のケンカがおまわりさんの注意だけで終わったと思いきや、暢子の就職にまで影響することになってしまいましたね。
ここは、兄が長男として家族のために自分が悪くなくても、妹のためにも頭を下げて欲しかったと思います。
短い15分という放送の中で、家族やほか登場人物の思いが伝わってきて年代問わず楽しめるドラマですね。明日の放送第13回もまた書きますので、ご覧ください。
今回の記事では、『ちむどんどん』第12回あらすじと感想、第13回のネタバレについて分かりやすくまとめました。
本日も最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
また、明日お会いしましょう(^^♪ きさら